カテゴリ: 皆様へのご挨拶( 2 )

5周年ご挨拶

五周年を迎えて
 今月、私が当地で医業を始めて満五年となりました。毎年約七百名の新規登録患者様が来られ、無事存続しているのも、皆様のおかげと感謝しております。過去五年、診療を行ってきた感想を述べさせて頂きます。
 保険診療ではやはり、高血圧や高脂血症に代表される生活習慣病の方が多くいらっしゃいます。教科書的には、食事や運動指導と併せて薬物治療を行うことになっておりますが、実際にお仕事をなさっておられる方には必ずしも理想的な治療はできません。早期の投薬により時間稼ぎをしながら食事などの指導を行うことになります。転勤などで当院へ転院なさる方も少なくありませんが、長期に亘りあたかも漫然と投薬を繰り返されていたのではないかと疑いたくなる症例も見受けます。殊に、高血圧治療では血圧測定のみで服薬量を調整されていたようです。私は、これらは正しいとは思いません。血管の性状を考慮せずに血圧のみでコントロールすることは木を見て森を見ずに等しいと考えます。従いまして、当院では血管の硬度を測定し乍ら、早期より降圧薬の処方を行ってきました。その成果として、現在は降圧薬を不必要となった患者様が増えております。また、慢性疾患は服薬のみに頼らず、食事内容やダイエット管理が必要であることを認めて下さるのは当地の方々のインテリジェンスの高さの表れであると理解しております。保険診療全般に言えることですが、保険適応ばかり考えていると患者様に最善のことが必ずしもできないのであります。先に述べた血管硬度測定然りであります。有痛患者様にブロック注射を繰り返せば必ず実施回数の半分が適応外として査定されます。何のための国民皆保険制度なのでしょうかと疑問を持たざるを得ません。先月、再び保険改訂がありました。保険点数の改訂は、社会で中心となって働いておられる方々に特に益は無いばかりか、個人開業医にとっては益々不利である内容です。老人医療に予算が費やされるからだと厚労省は言うかもしれませんが、疾病治療のみに重きを置き、予防医学に金銭を使わなかった事へのツケが回ってきたのだと言わざるをえません。役人の頭の構造は理解困難であります。
 自費診療では、癌免疫治療や美容皮膚治療を行ってきました。癌に有効などと謳っている健康食品が批判を受けておりますが、必ずしも無効なものであるとは考えておりません。免疫関連の検査を行わずに盲目的に健康食品を食することに問題があるのです、健康食品指導と同時に検査を頻回に行うことにより本当に有用性のあるものとそうでないものを分ける事も臨床医の役割と考えております。しかしながら、免疫療法のみで西洋医療は不必要であるなどとも考えておりません。成績良好なNK細胞療法でさえ、あくまでも補助治療と考えて実施しております。この治療は高額です、従いまして他院のように検査もせずに、一クール何回の治療等という馬鹿げた方針は立てません。患者様の状態や検査値に応じて実施回数を設定しております。
 私の専門は美容皮膚科ではありませんが、患者様ののご要望に応えている内に、美容は健康維持と深い関係があると気付き継続実践しております。然し乍ら、不要な孔を開けたり、顔の造作を変形させようとは考えません。神への冒涜とさえ考えます。ニキビ肌やシミ・シワの改善は日常生活を楽しく過ごせるようになられるので積極的に治療してきました。しかし、世の中、美容専門と銘打っておきながら患者様の顔面を不都合にさせる医師がいることは嘆かわしいことです。親身になっているのでしょうか?充分に診察してるのでしょうか?患者様の言われるがままの治療しかしていないのではないでしょうか?そう考える事が多くあります。
 私が美容診療を行えるのも、職員の献身的な協力とこの指先を下さった両親にあると感謝しております。
 医師は神様ではありませんから、疾病の治癒にはご本人の努力が必要であると考えております。とくに、慢性疾患ではご本人はさることながらご家族も前向きになられることが重要と常日頃感じております。皆様、どうか医療のみを頼ることなく健康維持におつとめ下さい。僅かな力ではありますが助力を惜しみませんのでご相談下さい。
 保険診療であれ、自費診療であれ、治療代金の多少に拘わらず患者様が満足していただけるような医療サービスが出来るよう努力しなければならないと考えております。

 医療は、特殊なサービスであると考えております。即ち医療を求められる方々にどれだけの満足をしていただけるかが、疾病の治癒においても鍵となります。したがいまして、今回も再びお手を煩わせていただき、ご意見を頂きたく思い「不満足度」アンケート調査をさせていただきますので、ご協力よろしくお願い致します。

平成一八年五月
信州会クリニック院長
     永井一成
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by nk-clinic-hp | 2005-08-04 22:07 |  皆様へのご挨拶

過去のご挨拶文

開院一年のご挨拶

拝啓 風かおるころ、皆様ご健勝の事とお慶び申し上げます。

日本橋堀留町で開業して、この5月で一年となります。この間に延べ約五千人の受診がありました。無事に一年を過ごせたのも、御来院くださる皆様からの励ましによるものだと感謝致しております。

保険診療科目に、内科・麻酔科・アレルギー科・皮膚科を掲げております。最近、生活習慣病という言葉が知られてまいりましたが、初期症状がない事から、未治療の方が多いようです。その様な中、「健診結果の読み方」等のチラシ配布は、周辺の皆様の健康啓蒙に少なからず寄与していると考えております。治療には漢方薬を多用しております。特にニキビや花粉症では、西洋薬に優る効果があると気づかれた事は嬉しいかぎりであります。また喘息患者様にも漢方薬と最新の西洋薬を併用し、心臓に負担となりうる従来の薬物やステロイドの使用量を激減できております。今後は、ペインクリニックの事も知って頂き、痛みからの解放の助けになりたいと思っております。

自由診療部門では、採血のみで、がんの危険性を判定できる「がん免疫ドック」の受診者数は、年頭にテレビ朝日で本院が紹介されてから既に百人を越え、AHCCやD-12といった健康食品も併用した免疫賦活療法の指導も行って参りました。がんの早期発見や治療にも貢献できていると自負しております。また、肝疾患や疲労回復、更年期対策あるいは美容維持の目的であるプラセンタ療法も多数の方に受け入れられております。昨年暮からはボトックス治療応用の顔面表情筋シワ取りも開始し、好評を頂いております。夏季に向け、腋の多汗症対策やレーザー光線応用による脱毛処理も実施致します。その他、医学的に不適切な事でなければ、皆様の健康増進や美容の助けとなるよう勉強してまいります。

医療の基本は、患者様とのコミュニケーションであると考えております。今後も患者様の笑顔を求めて診療を行いますので、宜しくお願い致します。

敬具
平成十四年五月 信州会クリニック
院長 永井一成




開院四年のご挨拶

御来院の皆様へ

 私が、ここ堀留でクリニックを開設してから早三年が経ち、この五月で四年目を迎えることができました。まさに光陰矢のごとしであります。
 この間に健康保険の世界では、社会保険の本人負担が三割となり、包括診療点数が慢性疾患である「生活習慣病」に適応されました。真に被保険者・医療者にとっては経済的負担が増えるばかりとなりました。この時代にあっても、当院の登録患者数は二千人、「がん免疫ドック」実施は三百件を超える事が出来ました。当院を信頼して受診して下さる皆様のおかげと感謝しております。さて、今後三年は当院にとっても真の評価が下される期間と考えております。この新しい期の始まりにおいて、私なりの考えを示し、そして皆様からのご助言をいただければ幸かと思いつたない乍らも文章をしたためさせていただきました。
 開設以来信条として参りました事は、医療は正常な社会生活を円滑に送っていただけるように援助するサービスであり、誰一人として望んで病気になられている訳ではありませんから「威張らない媚びない」それと「安全第一」そして「無駄時間を省く」と言うことであります。
 医師も人間なのですから病気を治せる訳がありません、単に患者様の治癒力の援助をするに過ぎません。さらに、医学知識は一般の方よりも多いでしょうがその他の事、例えば車の構造などについては車の修理工のようには知らないのでありますから、なにも患者様に対して威張る必要など無いのであります。反対に、純粋な商売人でもありませんから、患者様の事を考えた結果厳しい事を言わねばならぬ時もあります。ですから媚びる医師というのもおかしな訳であります。即ち、医師と患者は人間として対等な立場でなければならないと考えます。この主張のために私は「権威の象徴」であるかのような白衣は着ていません。また、診察室の椅子は私も患者様も同じ色形の物を使用しています。当院では開設当初より、注射アンプルを吸う時には必ず細菌フィルターを使用しています。これにより、細菌感染ならびにアンプルの中に混入するガラス破片を患者様に注入することがありません。この他にも安全第一を考え通常の診療所では完備していない、蘇生道具及び除細動器も設置してあります。血液検査は極力院内で行い素早くお知らせしていますが、お時間のない方にはメールを用いて結果報告しています。
 現在の保険診療内容は、地域柄内科と皮膚科が多くペインクリニック診療は多くはありません。受診される方々は何科という壁を考えずに体調不良であれば相談に来て下さる方が多く、中には、当院に来れば何とかなると仰有って下さいますその様な言葉は私にとっては涙が出るほどに嬉しいものです。
 自由診療の主体はやはり癌患者様の診療です。私は癌の専門医ではありませんし当院には手術設備はありませんが、大学病院時代の研究が免疫に関する事でしたので健康食品あるいは自己リンパ球を用いた免疫療法を実施するようになりました。この、癌という慢性疾患をお持ちの患者様とお付き合いするようになってから良く分かった事があります。それは、患者様にとって一番の薬は医薬品ではなく御自身の前向きな態度という全く目には見えない力であるという確信であります。
 過去三年を振り返ると、患者様からのニーズに応えるために、感冒や癌をお持ちの方、更には美容に関連した診療内容になってしまい、さながら「何でもある駄菓子屋」的であることは否めません。しかしながら、目標はたとい美容であったとしても患者様が満足されそして幸福に社会生活が送れる一助になればと言うことに変わりありません。この姿勢は今後も変化することはないでしょう。なぜなら、一番大事なことは私自身の専門職を患者様に押しつけるのではなく患者様のご希望に合わせられる努力を続けることであると考えるからであります。
現在考えております新たな診療項目としては「抗肥満外来」の充実「口臭外来」「ED外来」「美顔外来」などです。しかしながら、これらは私の考えだけですので、ここで、皆様のご意見を教えていただきたくアンケート調査をさせていただくことにしました。
 今後も、今まで以上に皆様の健康維持を目指すと共に出来うる限りご希望にそえるように職員一同努力する所存であります。

平成十六年五月
信州会クリニック 院長永井一成
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by nk-clinic-hp | 2005-08-04 20:23 |  皆様へのご挨拶