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院長との Q&A

Q1 このクリニックを訪れた際、エレベーターを降りてすぐにとても落ち着く香りが漂っていました。これは患者さんにリラックスしてもらうためですか?(大学病院や大きな病院ではない環境作りだと思います。)
A1 とかく、病院や診療所と言うと、消毒液臭いと思われがちですが、そのイメージは過去のものではないでしょうか?また、消毒液の臭いで満たされている場所に敢えて行こうと考えるでしょうか?やはり、診療所は清潔感があると共に、待合室で座っているだけで安堵できる場所であるべきだと考えています。絵画やお花にもそれらの効果がありますが、気分が落ち着く香というのもまた良いのではないかと思い、毎日アロマオイルをたいています。

そうですね。患者さんが受付にある新聞や健康に関する本、また、雑誌を読んでくつろいでいらっしゃる風景をよく拝見します。

Q2 この辺はオフィスが立ち並び、場所柄からいって、会社員の患者さんが多いのでしょうか?

A2 はい、来院患者様の9割は近隣の会社の方です。即ち、男女を問わず実社会の中枢を担っている方々です。

Q3 病気の時だけではなく、ちょっとした健康相談(たとえば、不眠や肌荒れ、便秘や肩こり、血糖値)でも来院してよいのでしょうか?

A3 勿論です。本来 医療は健康を維持するためにあるものです。病気になってから処置をすればいいと言うような後手の医療では、患者様御本人の身体にもそして経済的にも何ら利益はないのではないでしょうか?健康な方が、あるいは病気になる一歩手前の方が重症にならないように指導するのが開業医の使命と考えています。

Q4 こちらのクリニックでは、薬の処方に「漢方薬」を使っているようですが、なぜですか?

A4 西洋薬だけが万能であるわけではありません。同様に漢方薬のみで治療が出来るとも考えておりません。各々に利点や欠点があります。したがって、臨機応変に使い分ければいいと考えています。例を挙げれば、急性の感染症にはやはり抗生物質など西洋薬の適応でしょう。しかし、慢性の痛みや、冷症・不定愁訴と言った検査では特に異常がとらえられなくとも患者様にとってはストレスになるような状態には漢方薬が適応になることが多いようです。

「病気というほどでは、、」「病院にいくほどではないけど、、」といったところで、漢方薬が効いてくるかもしれませんね。いきなり薬というよりは、漢方薬で対処していく方が、身体に負担が少なそうです。

Q5 漢方薬は、どういった症状に効果的(処方されるの)でしょうか。

A5 漢方処方の場合には、病名のみで決定できることは少ないと思います。症状をよく聞く問診から始まり、脈診や腹診といった漢方的な診察をして「証」を決定します。その「証」から漢方処方を選びます。ですから、同じ病名であっても時には違う漢方薬処方になります。

自分で判断せずに、まずは、診ていただいて、身体にあったものを処方していただくことが必要ですね。
さて、入ってきてから気になっているのですが、「美容」関連の化粧品や機器が置いてありますが、
Q6 こちらのクリニックでは、痩身や、美肌といった美容関連のサービスも提供しているのはなぜですか?

A6 人間が生きてゆくのは、辛い仕事や病気になるためではないでしょう。やはり家族と楽しく、社会でも楽しく仕事やお付き合いというものが必要だと考えます。さらに、最近分かっていることは、楽しいという気持ちは辛い・悲しい・という気持ちとは違って免疫力を高めます。気分を楽しく前向きな姿勢になれば、精神のみでなく肉体的にも健康になれるのです。勿論 肥満は病気の元凶とも考えられますので その意味では積極的に抗肥満を指導します。ダイエットの努力はお一人で行うのは大変難しいものです。たんに、痩せるのではなく、肥満である状態にひそんでいる病気や異常を管理・治療しながら肥満ではない状態になるようお手伝をするのも医者の役割ではないでしょうか?外観上のことのみではなく身体の中から、肥満や美肌に対して積極的に治療します。 美肌のお手伝に関しても考えは同様です。奇麗でありたいと願うことは、良いことです。奇麗になってイキイキとして下されば、病気の回復も早いと考えています。

それで、診療と美容両方を行っているのですね。
Q7 先日「週間女性」(?)でのがん治療特集に、こちらで治療されている患者さんのお話が掲載されていました。こちらのクリニックが行うがん治療は、どういったものでしょうか。

A7 現代の癌の三大治療と言えば、「手術療法」「放射線療法」「化学(抗癌剤)療法」ですが、これらの治療は 診療所レベルでは行えません。そして、これらの治療は決して最良の方法ではないことは多くの患者様や医師も自覚していることだと思います。なぜなら、三大療法のみで全ての患者様が究明されるわけではないという現実がなによりもの証拠でしょう。 そこで、最近になって「免疫療法」というものが話題になってきました。今までの最先端と言われていた三大療法が癌を直接に攻撃して排除しようとすることに対し、「免疫療法」は、人間が本来持っている異常細胞(癌)を排除しようとする力を援助する治療法です。手段としては、所謂健康食品の応用、リンパ球療法の一種であるNK細胞療法、漢方薬やヒト胎盤エキスを用いて免疫力を賦活化します。どの方法にしても、常に免疫力を測定しながら行う必要があります。闇雲に大量の健康食品を勧めたり、効果がないままにリンパ球療法を続行すると入ったことは好ましくはありません。確かに免疫の検査は高額ですが、これを行うことによって、無駄な健康食品摂取や治療を行わなくてすむようになり返って経済的には有利になると考えています。 毎日、全国から健康食品や免疫療法に関しての問い合わせを頂きますが、お話していて痛感することは、多くの方が暗中模索の中、指標がないままに免疫療法と信じ、不安を抱えながら健康食品を摂取されておることです。 これでは、しっかりと免疫療法を行おうと思っていても 民間療法と言われてしまう所以ではないかと言うことです。治療成績に関しては現在多くの施設で検討している途中ですが、残念ながらこれも完全な治療というわけにはいかないのが事実です。しかし副作用は殆ど無く全ての方が受け入れられる方法だと思います。

こちらのクリニックでは、「免疫力」「治癒力」という人間が持っている本来の機能を高めるという考えから美容や診療が行われているのですね。

Q8 ところで永井先生の専門は何ですか?

A8 医師となってから二〇年以上麻酔科医として生活してきました。麻酔科医というのは何であるか?医師の中でさえも正しく理解されていない方も多いのですから一般の方にとっては 単に麻酔の注射をしたり、手術の時に外科医の手伝いをするものと思われるでしょう。昔はその嫌いがあったかもしれませんが、今は違うと思います。私が大学にいた時には、当方の指示がなければ手術は始められませんし、患者の状態によっては手術の中断や方法の変更も指示してきました。驚かれるでしょうが、高度な医療を行っている施設ほど麻酔科医の責任は大きくまた信頼されています。なぜなら、手術中は勿論、前後の患者様の命は麻酔科医の責任下にあるからです。外科医がどんな失敗をしようとも、患者様の命を脅かせてはならないのが麻酔科医の仕事なのです。昨今話題になった 患者取り違えや手術中の大量出血による死亡という医療事故は 「麻酔科医の責任」です。馬鹿な麻酔科医は手術中の事故が起きると、患者様の状態が悪かっただの、外科医が下手だったのとか言いますが、それらをカバーするだけの力がない無能な麻酔科医と言うだけのことです。話がそれましたが、少々正直になってしまいました。さて、麻酔科医の仕事の本質は眠らせるとか除痛することではありません。手術室や救命救急・ICUといった特殊な場所における特殊な内科医と考えています。メスを持たない外科医などと言った間違った表現はそろそろ消えるべきです。あらゆる診療科の患者様の病態を知り、手術内容による合併症を理解し常に患者様を安全な状態に保つことが仕事です。 今、開業していて麻酔科医であったことを誇りに思っておりますし良かったと考えています。診断や疾患名をつける前に 受診されている患者様の病態はどうであってどう治療すべきかを説明するときに過去の経験が大変役に立っています。麻酔科医として得意であったのは循環や呼吸のコントロール、特に喘息管理でした。これは、今も役に立っております。もちろん、肩こりや腰痛と言った種々の痛みのコントロールも得意技です。
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by nk-clinic-hp | 2005-08-04 17:16 |  院長との Q&A